いつも大変に興味深い論文のご紹介をありがとうございます。Receptor Inhibition by Phosphatase Recruitment: RIPRという技術を初めて知りました。大変に勉強になりました。
ご存知の範囲で教えてもらいたいのですが、このCD45によるフォスファターゼ活性を利用するという方法はチロシンキナーゼ受容体におけるリン酸化の抑制など、他のどのようなリン酸化部位にも利用可能なのでしょうか?
また、受容体によっては複数のリン酸化部位を持っていると思うのですが、そのどの部位を選択的に脱リン酸化するなどの物理的部位でのコントロールも可能なのでしょうか?全部を脱リン酸化してしまうというのが現時点での限界というところでしょうか?ご存知の範囲で教えていただけると嬉しいです。